星に命があるとしたら

ずっと書けずにいた理由はなんだろか。小さなあれこれが重なったのだろうけど、彼をすきになってからの日々は書くにかけない‥なんだか言葉やかたちにならないのだ。
鮮明に、かるく目をつむるだけで浮かんでくる二人も、仕事へ向かうバスの中では夢だったのかもしれないと思ったり。朝のひかりに消えてしまわぬように、そうやって目を閉じる時間が癖になった。

初めてデートしたのは12月だったのにもう花火の季節になってしまった。ぴかぴかの町を見下ろすベンチの上で、想像できなかった半年後の未来は過ぎて、今は少し近い未来を考えてる。25才になる9月とか一年が終わる12月とか。

おやすみの前に、今夜はひとつだけ言い訳をさせてください。
「いつも 手をつないでくれるところが大好きです」
限りあるから輝くのですか?