手さぐりの毎日のなかに

きっかけはある一人の女の子。女友達。
1/2にやった高校の同窓会、帰り道で今は新潟に住んでる友達がふと話したことがきっかけに。彼女とは2年生の時に同じクラスで、その時の国語の授業でわたしが書いた作文の話題。たぶん「時」とか「時計」に関する題材でそれについて書くだけのものだったと思う。先生が採点して戻ってきた私の作文を、彼女が見て覚えてくれてたのだという。
私にはそんな経験はなかったから新鮮でおどろいた。世のなかに出ている歌や本や映画の台詞にはあっても、身近なところに同じ様に感じたことはおそらくなかった。私の文章が「すきだ。他の人の詞やなにかを見ても、さくらの方がすき。」と告白そして褒められたことがもちろんうれしかった。だけど、そんなふうに覚えていてくれたことが何よりもうれしくて。同時に彼女の周りをよく見ている鋭さ(見渡す力)と、日々のそういった小さな関心も記憶してすぐに取り出せるところ。そしてこうして嘘のない一言でもって誰かを喜ばせる才能に、わたしは触れて いつも尊敬してるんだ。

ありがとう

気づいたかな?どうもありがとう!!