三日月ロック
 ガーベラ/スピッツ



 特別すてきな夜にしようと
 思っていたのに、
 納得がいかないのに意見を言わず
 言葉とは裏腹で譲りたくない様子
 私は また始まったと、悲しくなって
 どっちでもいいから、なんでそんなに腹を立てているんだろうと
 二人の後ろから とぼとぼ歩いた。
 悲しくならずに、まあいいじゃないと笑って肩をたたいて
 その役目に出てみてもよかった。


 その後は、歩いてコンサートを楽しんで
 夜風に頬をなでられ
 心もほぐれたんだけど
 やるせなさを作ってしまった


 ホタルの様に空中にうかぶ 白い光


 明日は微笑みたい
 明日こそはこんな切なさを壊したいんだと
 夢みる。