大切なひとの誕生日だった。 あたしにとってなくてはならない、今鏡に映る髪やこの爪をつくった人だと思うんだ。 ほんとなら日付けが替わった瞬間に、言いたい、と思ったけれど… ぼんやり明るい朝を吸い込んで 着々と支度をして 昼食もそこそこに春服で街へ…
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