捨てない。

 まだうまくまとめられないし、波がありますけど、この場所は継続していきたいのです。
 「消してしまいたい」とか「いっそやり直そう」とか、私はいつだって綺麗でまっさらな方(本質でなくぱっと見の格好よさに囚われてしまう)ばかり択びたくなるので、あえて怠けも甘えも透けてみえる不格好な文章をここに残して進めたいとおもいます。
 この場所をつくってから見てくれた方、懲りずに来てくださる方に、ありがとうございますを心から。はてなも年末からほとんど開かずじまいでした。2006年もそんなこんなで始めたいと思います。方向やまったく分別しきれていないカテゴリーも定まらないままで。生まれかわりたい願望は捨てられず。
 戌年、年女。成人式から3年も経ったとは思えない。
 年明け栃木から戻ってきていた昔の彼とは会えなかった。記憶ちがいでなかったら一昨年の8月、花火大会の夜別れたきりだ。彼の上の名前をよびすてで呼ぶ。3文字。「その発音」の他にはさっき書いた昔の彼でも男友達でも、ほんとはないのだ。どんな関係だなんてくくれないのだ。以前の日記で「すきだった人」としているけど名前じゃなければ、そう呼びたい。彼以外にも恋人だった人を元彼とけっして呼びたくない私は一体何に抵抗しているんだろう。とにかくその言葉はすきになれない。
 どうしたって、その人はここに何度も登場すると思います。今、恋人はいなくて、苦しいぐらいのすきという想いからも遠ざかってるのが事実。ただ、失くしたくない、どうこうならなくても途切れたくない男の人がひとりいます。ハッキリ区切ろうとしなくていいことにしよう。はじめて知り合ったときに好意をもったことを伝えてくれたから、体が自由にならない状況の私は「わるいなぁ」と先に先にうかんでしまっていたけれど。当たり前に遊んだりできなくて、約束がなんにもできなくて、って。
 だからってずっと受け身でいて、それでもって支えになって欲しいなんて図々しい。それならば私からもっと動くし、どんどん外にも行ける様になってきたのだから、あいたいときには会おう。何でか抑えてしまう自分の話もしたいときにしたらいいね。
 いっこだけ近い約束は2月のaikoライヴに行くこと。