couleur2006-04-22

 お花見日和。空が澄んだ青色だと桜がよく映える。急な遠出の予定は立たなくて、近所の桜の木でお花見。
 父と母が九州旅行でいないから、親友を呼んで泊まってもらうことにした。
 春菊のサラダとちぢみ(にらと海老、いかとキャベツの二種類)、冷奴にお味噌汁。おやつはくるみもちで。BSで放送していた「天国の本屋〜恋火〜」をつけながら、遅めの夕食と止まらない話。好きな人とご飯を食べると、時間をかけて箸がすすむ。ふたりしてついつい食べ過ぎてしまった。
 日付が変わって、親友の彼氏を迎えに行った。結婚式の3次会がえりの彼を「ちょっと待たせておこう。」と彼女は言って、ゆっくり夜の道を走る。彼に会うのは初めてで緊張とわくわくで落ち着かなかったけれど、助手席に居たおかげで後ろに乗った彼と、あまり照れずにしゃべれた。彼の家までの数十分、短いドライブ。今度は飲みに行こうねーと約束して、おやすみなさいをした。
 家に戻ってくると、深夜、星の光は白く増していた。北斗七星をやっぱり見つけた。空が明るくなるまで眠れず、ぽつぽつと話をしていた。